🌟嘘みたいな本当のはなし①🌟

ある日の帰り道

いつものように、
長い椅子のタイプのJR線に乗車しまして。。。

数分が経過したところ

『いまなんじぃー〜!!』

と、いきなり大きな声で(笑)
目の前に誰も居なかったはずの長椅子にいつの間にか座ってるおじいさま(笑)

一瞬びっくりしましたが、
私も思わず同じ声量で、
(乗車2.3人くらいだったのが幸い(笑))

『23時41ふんっ!!』

おじいさま
『あぁ。11時41分ね。』
(少々ご満悦)

数分後、

『いまなんじぃー〜!!』

またまた大きな声で(笑)

そして私も同じ声量で
『11時45ふんっ!!』

おじいさま
『11時4☆○×%ふん?』

わたし
『ご!!✋』

おじいさま
『あぁ11時45分ね。。
。。。いつ大曽根着くんや?』

(え?え?え?逆ですよ??
今乗ってる電車、名古屋ゆきですよ???)

ちょうど金山に着きそうな頃、

わたし
『名古屋ゆきですよ??
電車違いますよ!逆です!
次金山です!!』

おじいさま
『あぁ金山ね。
金山?かなやま??大曽根は?大曽根はどこや??』

終電に近い時間でもあったので、

わたしも思わず立ち上がって必死になってしまい、

おじいさまに、

きっとあの電車だよ!?!?

と電車を指差してしまいました(笑)

ふぁあぁ〜??
(少々、いや、だいぶ酔いがまわっているご様子で。なんならまだ椅子に座り込んでる状態で。)

わたし
『あれだよ!あの電車!!
早く!!早く行って!!!』

おじいさま、
『え、あ、え、え、え⁈?!』
(あたふた)

わたし
『早く!!早く行かないと!!
あの電車!早く行って!!!!』

あ、あ、あ、あ
(駆け足で向かいの電車へ)

ほんと、
人騒がせなおじいさまでした笑

ただただ、
無事帰宅したことを祈るばかりです(笑)。

結構酔っ払っていたので(笑)。

あんなに千鳥足だったのに、
生まれ変わったかのように、
しっかりめの軽快な足取りで。

究極の火事場の馬鹿力を目の当たりにした瞬間でもありました(笑)。

実はその後、、(笑)

ちょうど電車の出入り口で、
おじいさまとすれ違ったであろう乗車人と目が合い『粋な計らいだね!』と言わんばかりの笑いが。。(笑)

きっと、
私たちのやりとりを冷静にみていたに違いない(笑)

とっさに導いたあの電車が大曽根駅に止まるのか一緒に案内地図を確認をしてもらい、よし。とホッとして帰るのでした。。笑笑笑

終わり。

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